「オイル交換って本当に必要なの?」
「サボったらどうなるの?」
そんな疑問を持っている方も多いと思います。結論から言うと、オイル交換をしないと車に深刻なダメージが出ます。最悪の場合、車が動かなくなり、高額な修理代がかかってしまうことも。声を大にして言いたいのが、いいことがひとつもないということです。
ここでは、オイル交換を怠ったときに起きる5つの大問題を、分かりやすくまとめてみました。
1. エンジンの調子が悪くなる
オイルはエンジンをなめらかに動かすための潤滑剤です。でも古いオイルは劣化してサラサラ感がなくなり、金属同士の摩擦が強くなります。その結果、エンジンから「カラカラ」といった異音が出たり、走りが重くなったりします。
2. エンジンが故障・焼き付く
さらに放っておくと、潤滑が効かずにエンジン内部が高温に…。最悪の場合、エンジンが焼き付いて壊れてしまうこともあります。特に軽自動車のターボ車はこのリスクが高く、オイル交換をサボったせいで走行距離が5万km弱でエンジンが壊れた例もあるんです。

5万kmというと、本来ならまだ快適に乗れる時期です。
3. 修理費が高額になる
エンジンが故障すると、修理代はとても高くつきます。場合によってはエンジン自体を交換しなければならず、車種によりけりですが中古エンジンでも50万円前後かかることもあります。車の購入価格より修理代のほうが高い、なんてケースも。
4. 車の寿命が短くなる
本来なら10年以上乗れるはずの車も、オイル交換を怠ると寿命が一気に短くなります。エンジンは車の「心臓部」。そこが壊れると、まだまだ走れるはずだったのに泣く泣く手放すことになってしまいます。
5. 買取査定額がガタ落ちする
エンジン不調は査定に大きく響きます。
本来70万円の価値がある車が、エンジン不良のせいで20万円まで査定額が下がったケースもあります。逆に、定期的にオイル交換をしていた車は「しっかりメンテナンスされている」と評価されます。
まとめ
オイル交換をしないと、
- エンジンの不調
- 高額修理
- 車の寿命短縮
- 査定額ダウン
…と、良いことは一つもありません。
数千円のオイル交換をケチったせいで、数十万円の損失になることもあります。オイル交換はぜひ定期的に行って、大切な車を長持ちさせましょう!