お乗りのクルマが10年、10万kmを迎えるころになると、今後の維持に少しずつ不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、「乗り続けるか」「乗り換えるか」を考えるうえで知っておきたいポイントを、わかりやすくご紹介します。
これからのクルマとの付き合い方を考えてみませんか?
10年・10万kmを迎えると、何が気になる?
年数や距離だけでクルマの寿命が決まるわけではありませんが、この時期になると「大物部品の劣化」が気になり始めます。
例えば、サスペンションやエンジン回りの部品は、修理や交換にそれなりの費用がかかります。

また、走行に問題がなくても「細かい電装部品が故障しやすくなる」「ボディにサビが出てくる」など、見た目や使い勝手に関わる劣化も少しずつ出てくる時期です。
部品の確保が難しくなることも…
多くのメーカーでは、製造から15〜20年が経つと純正部品の供給が難しくなることがあります。
ただし、人気車種や流通量の多い車は、比較的部品が探しやすいというメリットも。
当店では、純正部品を使った修理はもちろん、長年付き合いのある業者と連携し、状態のよい中古部品やリビルト品を使って、できるだけお客様のご予算に合わせた修理や整備のご提案もしています。

予算やご希望があると思うので、相談してくださいね!
「年式よりも整備歴」をチェック!
同じ年式でも、整備やメンテナンスの履歴によってクルマの状態は大きく変わります。
こまめに点検やオイル交換をしてきた車は、年式が古くても長く乗れるケースが少なくありません。
これは人間と同じです。たとえば、「人間の健康」で考えてみましょう。
同じ60歳でも、運動や食事などの健康管理をしっかりしてきた人と、何もケアせずに過ごしてきた人では、見た目も体力も大きく違いますよね。車も同じで、日々の「健康管理」が「車の健康寿命」につながるんです。
まとめ
10年・10万kmは、クルマにとっての「一区切り」。
でも、それは「終わり」ではなく、「これからの付き合い方を見直すタイミング」でもあります。
迷っている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
今後どんな修理が必要そうか、費用はどれくらいかかりそうかなども含めて、一緒に考えましょう!